8月2日 水曜日 午前10時より、武蔵小金井駅南口 小金井宮地楽器ホールの小ホールにて
吉岡舞子先生による フランスのお話と演奏&レッスンの講座を開催致しました。
リンデの皆さんと共に、フランスの香りを感じる時間を過ごしました。
吉岡舞子さんとは、30年以上昔に、主宰の矢田佳子が講師になった最初の年に、舞子さんが4歳で武蔵野音楽大学附属音楽教室に入室されて以来のご縁で、小学校に入る時に、お父様の地方転勤で一旦は離れたものの、東京に戻ってこられてから都立芸術高校に入学される前までの約5年間ほど、途中からは小川泰先生にも指導をお願いして、その成長を共に見守らせてもらいました。
その懐かしい可愛かった舞子ちゃんが、今では演奏家、指導者として、フランスで活躍していることはとても嬉しく、誇らしいことです。
この夏、声楽家の唐澤まゆ子さんとの共演で帰国されたので、リンデの皆さんにもご紹介したいと思い、このイベントを企画いたしました。
講座の前半は、舞子さんがフランスに行くことになった経緯、フランスで学んだことなどのお話しと🎶演奏も聴かせてくれました。
後半は、リンデの生徒さんで、ちょうどフランスの曲を始めていた生徒さんに受講生として出演してもらう公開レッスン。
受講曲目は
ドビュッシ―の ベルガマスク組曲より「プレリュード」
プーランクの「愛の小径」でした。
吉岡舞子さん プロフィール
東京都立芸術高校(現、都立総合芸術高校)音楽科を経て、武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科、同大学院修士課程を修了。卒業演奏会、また新人演奏会にて旧津田ホールで演奏する。これまでに矢田佳子、仁科篤子、コッホ中村幸子、小川泰、故•山口幸子、山城浩一、三井美奈子の各氏にピアノを師事。
2012年より渡仏。パリ・エコールノルマル音楽院、ピアノ科演奏課程にて審査員満場一致でディプロムを取得。パリ近郊ヴィル•ダヴレー音楽院ピアノ科にて国家資格DEM、最高課程を審査員満場一致、賞賛を得て修了。ヴェルサイユ音楽院ピアノ伴奏科にてDEM、最高課程を審査員満場一致で修了。フランスではピアノをMichael Wladkowski、Jean-Marie Cottet、ピアノ伴奏をCaroline Espositoに師事。また、イタリアTalent Music Master Coursesにて一年間Andreas Frölichに教えを受ける。
2017、2018年スイスのヴェルビエ音楽祭にオーケストラ鍵盤奏者として参加し、シュトラウス『サロメ』やチレア『アドリアーナ・ルクヴルール』などのオペラ演奏の経験を積む。フランスではこれまでにイル・ド・フランス国立管弦楽団、ロワール国立管弦楽団、現代音楽アンサンブルCourt-Circuitなどでピアニストを務め、Jean Deroyer、Pascal Rophé の指揮の元で演奏する。
日本では五反田文化センター、旧門司三井倶楽部(福岡)などでピアノリサイタルを開催。
現在、主にアンサンブルピアニストとしてフランスでコンサート活動を精力的に行っており、様々な楽器奏者、歌い手や合唱団とコラボレーションを続けている。また、パリ郊外ヴァル・ドワーズ県のコンセルヴァトワールにてピアノ講師、ピアノ伴奏員を務めている。
2023年08月12日 09:50